中国の医学書「黄帝内経」には食養について五穀為養(穀物は体を養い)、五果為助(果実は体を助け)、五畜為益(肉類は体を補益し)、五菜為充(野菜は体を充実させる)と記されています。また「千金要方」という医学書には食治篇として飲食による病気の治療の重要性が記されています。私たちは、食養及び食治を上手に活かすことで病気に対する免疫力を高め老化を防止し病気の治療やその補助とすることができます。それぞれの食物の持つ性味(性質)のバランス、薬効を考える薬膳は食養及び食治を活かす最善の方法です。
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「黄帝内経」には、女性は7の倍数、男性は8の倍数の年齢の時に節目を迎え、体に変化が現れるという記述があります。体調、体質の変化に気をつけて規則正しい生活を心がけましょう。